店長のこだわり|福岡市博多区の日本酒専門居酒屋「目利きのたか志」

店主の想い

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目利きのたか志 店主 馬塲隆善(ばばたかよし)

はじめまして、目利きのたか志 店主の馬塲隆善(ばばたかよし)です。
数えきれないほどの飲食店がある中、当店のホームページを見て頂き本当にありがとうございます。

これからお話させていただくことは、恥ずかしいのであまり知られたくない内容ですが、ご覧頂いているあなたに自分の事を少しだけでも知っていただき、信頼関係を築きたいと思っていますので正直にすべてお話させていただきます。

実は、

私は小学校から高校を卒業するまで陸上一筋でスポーツしかしたことがありませんでした。
もちろんそれまでは包丁を持った事すらなかったのです。

私には兄と弟がいる男3人兄弟で、父も母も働いていたので夜ご飯は兄弟で力を合わせて作らないといけなかったのですが、料理に全く関心がない私はいつも兄や弟に任せっぱなしだったのです。

正直に言うと、体を動かすことが大好きだった私は料理の仕事より、スポーツ関係の仕事に就職するのが夢でした。

しかし、

陸上一筋だった私は、朝起きては走る。夜中でも走る。こんな無茶な生活を送っていたため体を酷使しすぎてヒザに怪我を負ってしまったのです。

もともと負けず嫌いな性格もあり、怪我をしても無理をして陸上の練習に明け暮れていました。

そんな時、歩くこともできないくらいの痛みが襲ってきたのです。

陸上選手にとってヒザの怪我というのは選手生命そのものです。

しかし、私の家庭は裕福ではなかったので、病院に行くとお金がかかってしまい、手術ともなると莫大な費用がかかってしまうんじゃないかと思い、親に相談する事もできませんでした。

「もうダメだ・・・。こんな歩けない体では陸上はできない・・・。」
毎日、毎日、涙が止まりませんでした。

自分でも想像できないくらいの絶望感を味わい、

「もう、夢は諦めよう・・・。」

それからの私はやる気も向上心もなく、ただ漠然と1日1日を過ごしていたのです。

そんな時・・・。

目利きのたか志

「一日を無駄にするな!ヒマなら手伝いに来い!」

父親の大きな声が聞こえたのです。

父は福岡で自分のお店を開業していた事もあり、毎日をただ何となく過ごしていた私を見ていてどうしようもなかったのでしょう。

父は料理一筋で生きてきた男で、とても厳しい人でした。

しかし、お客さんと話している時はいつも笑顔で、そんな父親を見て料理の世界にすごく興味を持つようになったのです。

家の家業である料理屋の手伝いを始めたのが、実はこの仕事についた本当の理由です。

「日本一の料理人にオレはなる!」

新しい夢を持った私は、父から離れ修行に出ることにしたのです。

包丁すら持ったことのない私にできることは洗い物だけ。
しかし、料理人になると決めた私の覚悟は決まっていました。
洗い物でも日本一になってやる。
この気持ちだけで、どんな辛い仕事でも耐えることができました。
頼まれた仕事もできなくてバカにされる事もあった。怒られることもあった。

毎日辛い修行でしたが私の夢は「日本一の料理人」ですから、こんな事で滅入っていては話になりません。
頼まれごとは一切の妥協もせずひたすら頑張りました。

もっと料理の勉強をしたかった私は和食と言えば京都ということもあり京都に修業に行くことにしました。 京都には今まで見たことがない食材や技があり驚いたことを今でも覚えています。

しかし京都での修行は想像を大きく超えるものでした。
毎日睡眠がとれない日々が続き、それでも休むことが嫌だった私は働くことを優先したため、知らない内に体も心もボロボロになっていってしまいました。

こんな生活を送っていた仕事の帰りに、山道を走っていた私は居眠り運転をしてしまいました。
車は崖から転げ落ち、私は車から出るのがやっとで必死に助けを呼びました。
しかし冬の夜中の山道に通る車はなく、携帯の電波も入らないため助けを呼ぶことができず凍えてしまい意識がどんどん無くなっていくのがわかりました。

そんな時、たまたま一台の車が通ってくれた。必死に助けを求め、何とか生き延びることができました。その時助けてくれた方には感謝してもしきれないくらいの思いがあります。

それでも労働時間は過酷を極め、ついに身体に異変が起こってしまったのです。
朝起きると顔の半分が動かず顔面蒼白になっていました。
私は慌てて病院に行くと「顔面神経痛」という病気になってしまっていたのです。

弟は慌てて私の所に来て、
「料理というのはお客さんを元気にする仕事やろ?
自分が体壊してどうする?体が元気になるまで仕事をするな!」
この出来事がきっかけで少し休むことにしました。

目利きのたか志

師匠との出会い!!

病気も完治に近づいていたある時、弟から一本の電話が入った。

「すごいお店を見つけた!兄貴が思い描いているお店が大阪にある」

話を聞くとNHKのプロフェッショナルという番組に居酒屋の大将が出演しているという。
早速見てみると・・・。

その居酒屋は大阪にある「ながほり」というお店で、居酒屋業態で初めてミシュランの星を獲得した名店だという。
私と師匠である中村重男氏との出会いはTVだったのだ。

私の中に衝撃が走った!

「これだ!こういうお店を作りたい」

中村重男氏はとてもこだわりが強く「縁」を非常に大事にしているという。
全国にある農家を訪ね歩き、縁を育み、自分が納得した食材に愛情を持ちお客さんに自信を持って提供して笑顔を作る最高の料理人であった。

私はじっとしていられなかった。すぐに大阪行きのチケットを買い中村重男氏に会いに行ったのです。

初めてお会いできた時は涙が出るほど感動的でした。
「僕を弟子にしてください」
そんな事を初対面で言えるはずもなく、何度も何度もお店に通いました。

それから何度かお店に通った時、勇気を出して

「僕を弟子にしてください」

目利きのたか志

弟子を志願しました。今考えると、とても失礼だったと思います。

しかし、中村重男氏は快く受けてくれたのです。

師匠の元での修行は毎日が楽しく刺激あふれる日々を過ごす事ができました。

師匠の言葉は深く、今でもその一つ一つの言葉を私は宝物にしています。

目利きのたか志も師匠のお店のように、お客様の笑顔が絶えない素晴らしいお店にできるように努力と手間を惜しまないことをお約束します。

長い文章になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

貴方様とお会いできる日を心待ちにしています。

お会いできた時には是非、お声をかけてください。

心にしみる和食で最高のおもてなしを致します。

目利きのたか志に関わって頂いている、お客様、師匠、スタッフ、仕入業者様、関係各社の方々、本当にありがとうございます。

目利きのたか志 店主 馬塲 隆善


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店舗基本情報
目利きのたか志 呉服町駅から徒歩3分

呉服町駅から徒歩3分

〒812-0025 福岡県福岡市博多区店屋町2-30

Tel 092-409-3178 Fax 092-409-3198
営業時間
17:00~24:00
定休日
日曜日

平均単価 5000円~7000円
クレジットカード Master / Visa / JCB / AMEX / Diners
席数 35席
個室 有り(6名様まで)
貸切
駐車場 隣接にコインパーキング有
予約 予約可・電話予約
予約に限り、予算に応じてコース料理可(料金要相談)